デザイナー / 中村裕也(Hiroya Nakamura)

 

hnもとは家業である寺社仏閣の和紙製品の製造に8年間従事していました。

主に寺院や美術館などに展示するためや歴史研究のための古文書や絵画などの

レプリカをつくる仕事です。その中で、日本の伝統産業である和紙が近年衰退の一

途をたどっていることに気付きます。需要が激減していること、安価な西洋の紙に

押されていること、紙漉き職人の高齢化や後継者不足など、多くの課題をかかえていました。

和紙という素材は今でこそ毎日触れるものではなくなりましたが、日本を代表する伝統産業のひとつです。

和紙は洋紙よりはるかに丈夫で温かく、優しい風合いを持ち合わせているだけでなく、

加工に適し作り手の望むあらゆるかたちに変容します。

和紙に秘められた可能性を目の当たりにし、和紙産業はこのまま衰退するものではないとの思いから、

伝統という枠にとらわれない和紙産業のさらなる発展と新たな需要の掘り起こしに貢献できたならと、

ARATAを立ち上げました。

 

受賞歴

・京ものユースコンペティション第1回 グランプリ受賞

・合同展示会roomsにて、Discover Japan 統括編集長アワード受賞

・経済産業省による「ふるさと名物発掘・連携促進事業」に認定